入社動機からこれまでのキャリアを教えてください。

モノづくりが好きで高校、大学と機械工学を専攻してきました。大学のインターンで行った開発部門の研修を通して、「自分も開発に携わる仕事に就きたい」と思いました。当社はメーカー様の研究開発に大きく貢献していて、さまざまな工法を有しているため、自分に合った工法が選択でき、希望していた「開発」に携える事業なので迷わず入社を志望しました。入社後は切削課に配属されました。その後、金型技師育成のため金型課に異動し、現在は金型課主任として従事しています。

現在の担当業務を教えてください。

プラスチック射出成形用の金型製作を担当しています。金型は、溶かしたプラスチックを金属製の型枠に流して製品を作る道具です。研削作業、組み込み、金型調整などが私の担当業務です。

仕事をする上で必要だと思うことはなんですか？

責任感と探求心のふたつです。会社の一員として、任される仕事をしっかり遂行できなければ会社に不利益をもたらします。自分の行動ひとつひとつが会社や仲間に与える影響を考え、責任を持って業務にあたっています。しかし、誰しも失敗はあります。そのなかから原因究明、改善策を貪欲に粘り強く考察する探究心が必要です。失敗から多くを学ぶこともまた、大切だと思っています。

仕事でのやりがいや印象深いエピソードについて教えてください。

新商品の開発に携わっていることにやりがいを感じます。お客様に感謝されて「アドバンスさんで良かった」と言っていただいたときは、士気もあがり誇らしく思います。何度調整しても上手くいかず万策がつきそうなときに、違った目線からのアドバイスによって解決したことがあり、その経験から固定概念を捨てて考えることを学びました。

アドバンスの社員の印象は？

入社したての頃、現場には社長をはじめ多くの方達が見に来ていました。その度に、名前を呼んで声をかけてくださり、新入社員でも名前を覚えていただけることにすごく感動したのを覚えています。アットホームな会社で気さくな方達が多く、すぐなじめました。

アドバンスで働く魅力はなんですか？

当社は、試作品製造業界ではトップクラスです。35年以上進歩し続けるノウハウと技術があり、常に変化する時代のニーズにこたえてきた実績があります。次世代につながる若い世代の育成にも力を入れ、多くのエキスパートが在籍していることが当社の魅力です。

将来の夢や目標、実現したいことを教えて下さい。

現在、金型を製作する上で加工機は一通り扱うことができますが、金型には設計、加工プログラムと射出成形という部門があります。将来的な展望としてはこれらを習得し、1人で完結が行える「多能工作業者」になりたいです。